メダカの飼育〜無限ミジンコ編〜
どうも、たこ焼きです。
メダカばっかはどうかなと思い、別の話をしようと思いながら二日更新を忘れてしまったので、結局は今回もメダカの話になります。
前回は産卵の話をしたので、今回は稚魚育成の話です。
「卵から孵ってないのに気が早くない?」
そう思う方もいるでしょうが、人間も赤ちゃんのうちから何習わせようとか親は考えるしそんなもんです。
まず、そもそもメダカの成長プロセスは
「卵」「針子」「稚魚」「成魚」
の大きくこの四つに分かれます。
ちなみに針子が赤ちゃんで稚魚が小学生から中学生ぐらいのもんだと僕は勝手に考えています。
人間にもカルシウムを摂るとデカく成長するみたいな正しい?そうでもない?話があるように、メダカにもそういう話がありまして、それが生き餌なのです。
「メダカにミジンコを与えると早く強く育つ」
そんな情報がGoogleにはあります。
そう、メダカが強くなれる理由を知ってしまいました。
こうなってはミジンコを連れてメダカの水槽に進むしかありません。
メダカ飼育なのにおすすめ欄に出るおーちゃんねると闘いつつ調べると、ミジンコは生クロレラを垂らした水に勝手に増えるらしいのです。
(ちなみにメダカに最適なのはタマミジンコです。メダカ曰く、適度に小さく柔らかいらしい。)
こうしてミジンコ飼育を始めたわけですが、何故かネットのミジンコ飼育者たちが軽く言うミジンコトルネード(ミジンコが増えまくり酸欠で水面に溢れる赤潮みたいな現象)には辿り着けません。
増えはしても爆発的ではないのです。
「生クロレラさえあればミジンコ育成なんか無限だと思っていたのに……あれは夢幻だったのか?」
これではタイトルパロが誤字になってしまう……
そんな時、
「ミジンコはゾウリムシで増えるよ」
Google先生によって、ミジンコが強くなれる理由を知ってしまいました。
しかも、先生によるとゾウリムシは生茶にぶち込むだけで増えるらしいのです。
やっぱ生よ、生。
選ばれたのは生茶ってワケ。
判断の早い僕はゾウリムシを連れて生茶に進みました。
「これは勝ったな…!!!!」
翌朝、うじゃうじゃ増えたゾウリムシを思いながら生茶ボトルを見ると……
「ゾウリムシか生茶の成分かわからん」
メダカが食べるミジンコが食べるゾウリムシ、肉眼ではなんかのカスにしか見えません。
ってか成功かすらわかりません。
「全然違うじゃん!言ったよね!ゾウリムシ培養は生茶にぶち込むだけ!失敗知らずって!この結果は何!!」
これじゃ夢幻ゾウリムシ編やん……
そんな結果に思わず、心の本田未央ちゃんが出てしまいました。
「メダカなんて、誰にでも飼えるもん……私には何もない…ミジンコもゾウリムシも!」
そんな心の島村卯月まで出そうなります。
「もう田んぼを手に入れるしかないのか……?」
迷走する僕。
「生茶なんか使うからや」
母の容赦ない罵倒。
そんな時、見えないなら見えるようになればいいんだと天啓を得、僕はルーペを買いました。
見えないものを見ようとして、ルーペを覗き込んだ僕の目に飛び込んで来たのはうじゃうじゃ湧くゾウリムシ。
「生茶さんは負けてない!誰?も死なせなかった!お前の負けだ!生茶さんの勝ちだ!」
そう高らかに母に宣言する事ができました。
もういい、あまり興奮するんじゃない、ボトルの蓋が開く。ドブ臭い生茶が部屋に零れてしまうぞ。
というか、
キモい、うじゃうじゃいる……
うん、キモいよ……
皆さんも生茶でゾウリムシを培養する際には、モチベ維持のためにルーペを準備くださいね。
ゾウリムシのボトルを開けて空気を入れたり、ミジンコの容器に生クロレラを垂らしたりと、今日も僕は僕の責務を全うしています。ここにいる微生物は誰?も死なせません。
最後に増えたミジンコです。
これでいつメダカが産まれても安心!!
続く