五等分の花嫁アンソロたちを読んだ
どうも、たこ焼きです。
今回は前回の記事で触れた通り、手元にある五等分の花嫁アンソロの感想を言っていこうと思います。
いくぜ!
オレの選ぶレビュー対象はこの5冊!!!!
これが(合計金額六)
千☆円☆ア☆イ☆テ☆ム!!!!
ふぅん、これが神か……
また、1冊ずつやっても月並みな感想になるだけですし、1作品ずつやるのは流石にキツいので、イラスト、マンガ、ノベル、巻末コメントの4部門に分けて、1冊ずつ個人的に1番好きだなと感じた作品について、失礼を承知の上、忖度なしで触れていきます。
……巻末コメ部門いる?
いる!!!(鉄の意志)
また、あくまで個人的なものかつ素人感想なので、そこはご理解お願いします。
【一花アンソロ】
最初は僕も参加させていただいた一花アンソロです。
公募も行っていただけあってボリュームはすごいですね、大学のガイダンスを思い出しました。
年末のガキ使を見ながら、「締め切りは今年中だからまだセーフ!!!」と必死に執筆した記憶があります。
結果、普通に誤字してて悲しいですが……
思い出はここまでにして、感想に移っていこうと思います。
~イラスト部門~
『集中できない』作:たわし先生
たわし先生には僕も何度もお世話になっている推し絵師なのですが、今回も流石です。
何よりも没入感がすごいなと感じて、今回は紙媒体の本なので手に持って開いた状態でイラストを見るわけです。
すると、座って読んでいたので、一花いるんじゃないか!?と思わず本をどけて自分の股下を見てしまいました。
まぁ、当然いなくてがっかりするわけですが。
まるで自分と一花がこんな時を過ごしたことがあるような錯覚……
それが自然と浮かんでくるような構図と画力が素晴らしかったです。
~マンガ部門~
『Cinematic Tokyo Heroine』作:kirameki先生
何度も本を出版されているkirameki先生だけあって、やはりマンガを描きなれているなぁという印象を受けました。大コマだけに限らず、一コマ一コマに色気ある一花が表現されていて、読んでいて楽しかったです。また、匂わせることで不要な説明を作中で省いていて、短いページ数の中でしっかりと物語として出来上がっているのがすごいなと!
~ノベル部門~
『これは演技の練習だから』作:いある先生
いある先生の作品は本作がはじめてだったのですが、文章がきちっとしていてかっこいいです!特に改行がうまく考えられていて、ラストのキスシーンまで空行がないことで、逆にキスシーンでお互いの距離が迫る二人の体感時間が、本来の時間より長く感じられたのだろうなという情景が浮かんできます。溜めて溜めて最後に演出でキメる構成が本当にオシャレでした!
~巻末コメント部門~
黒崎ココ先生 のわーい!がなんかやけにかわいくて好きです。
【二乃アンソロ】
ここは完全指名制かつ、それぞれがコラボをしているという量より質って感じですね。
実際、何から何までこだわりを感じる高水準でした!
~イラスト部門~
『悪戯じぇらしー』作:ほし☆☆☆先生
もうとにかく強いの一言につきます!
パラパラっとページを捲った時に思わず開き直してしまう凄みがありますよね……
じぇらしーとタイトルにあって、この表情を見せられたらどんな人も気になってしまうのではないでしょうか。
読んでみたいと思わせるイラストは、扉絵として最強だと思います!
~マンガ部門~
『変わるもの、変わらないもの』作:浅井先生
見開きページが素晴らしいですね!好きです!
ずっといかにも風二乃の日常といった感じの緩やかなデートを描いていたところにアレはエモいですね……
テーブルの下で軽く蹴りながら行われる掛け合いも、この二人ならではでいいですね。
あと、ラストも好きです、エモの弐撃決殺でした!!
~ノベル部門~
『悪戯じぇらしー』作:たばな先生
イラストに続いてノベルでも本作です。
テンポがすばらしいですね、サクサク読めるというのはそれだけで高評価ですし、稚拙さを出さずに読みやすくするというのは案外難しいものです。話としては、王道ラブコメで「こういうのでええんよ、こういうので」という読んだ方もたくさんいたのではないでしょうか。
重ねてですが、テンポがいいので情景が浮かびやすいのもいいですね!!!
~巻末コメント部門~
浅井先生 の字がとても好きです。僕も遺書にはあんな字で書けたらなと憧れます。
【四葉アンソロ】
形が正四角形という、一度でも本を作成したことがある人には凄さがわかる本です。
少女漫画みたいなマンガがたくさんあって華やか!
ただ小説が少ないのが個人的にはちょっと惜しいかも……
~イラスト部門~
『裏表紙』作:やまだ先生(表記なかったですがあってますか?)
透明感と一摘みの色気が感じられて素晴らしいです!
僕は、本編の風よつもこういうあどけなさと仄かな色気が他の姉妹カプとは違う独特な雰囲気だと思っているので、やまだ先生の絵柄にもよくマッチしていると思います。
幼さを残しつつも、しっかりと恋人繋ぎな二人がとてもいいですね!
~マンガ部門~
『下校デート』作:みーさ先生
全体的に少女漫画っぽさが強い風よつアンソロでもひときわ強かったです。
僕の心の乙女な部分を刺激してキュンとさせられてしまいました!
米袋を背負っているのにも関わらず、超爽やかなラストがめっちゃツボです。
君に届きそう!!
~ノベル部門~
『聖夜、恋人がBlu-rayプレイヤーに詰まる』作:六苦先生
基本的に独白で進むスタイルでもスラスラと読めるのは実力の為せるワザですね、流石です。
普通なら起きたら風太郎がいて……という流れですが、そこに一波乱加えるところが予想外で楽しかったです。
ところで、本当のオチは作者自身が酔っ払って書いた……ってコト!?ですよね?
~巻末コメント部門~
田中フワフワ先生 の唐突な糖質制限ダイエットに草が生えてしまいました、好きです。
【風いち・風いつ合同誌】
若い仲良し組で作成された本ですね。
アンソロかはわからないですが、アンソロと合同誌に違いがあるのかわからないのでヨシ!
あと、マンガ作品はなかったので省略します。
~イラスト~
『怖い夢見たから一緒に寝よ?』作:みらりそ先生
目がいいですよね……。
こう、吸い込まれるような目という表現が魅力ある女性に対して使われることがありますが、作中で女優として大成する一花にもこういう魅力が目に宿っているんだろうなと感じさせてくれてとても好きです。
~ノベル部門~
『好みの味』作:豊島先生
行われていることをはっきりと表す単語が出ないところがオシャレです!
風太郎の描写としては拒んでいるのに、この後も真綿で首を絞めるように堕ちていくんだろうなと未来を示唆するこの仄暗い雰囲気が好きです。
続きが読みたくなりますね!
~巻末コメント部門~
みらりそ先生 の一行でスパッと終えるところが漢らしくてかっこいいです!
【五月アンソロ】
参加者がみんな五月ちゃんみたいに真面目なんだろうなと感じる一冊、コメントみんなめちゃ真面目だった……
柔らかでほのぼのする話が多い優しい一冊でした。
~イラスト部門~
『本当に今日は綺麗な満月ですよ…』作:あるぱかコ先生・えだまめ先生※線画担当がえだまめ先生の合作だったそうです、すみませんでした。
この月明かりに照らされた全体的に柔らかな雰囲気が、風いつとえだまめ先生の絵柄やのあるぱかコ先生の塗りの三方にマッチしていてとてもいいです!
健やかに見守りたいって思えるのが個人的には風いつだと考えているので、完璧でした!!!
ちょっともたれかかられているところが危うくて赤面する五月ちゃんかわヨ!
~マンガ部門~
『テンパり五月の企み』作:ゆちゃ先生
全アンソロ含めて一番の激戦区でした、そして全体的にちゅーの話多いですね。
本当の本当に接戦だったので、いろんな五月の表情を一番多く楽しめた本作に決めました。
ころころ変わって可愛いですよね……
じぃ~ときゅううと絶対いやですの顔が特に好きです、なんかもちもちしてそう。
あと、もぐ…で草ァ!
~ノベル部門~
『月に叢雲 花に風』作:果樹園先生
起承転結が丁寧に描かれている印象を受けました。
導入が長い分、物語として求められるハードルはどうしても上がるのですが、最後には楽しく読めるのは話の骨がしっかりとしているからだと思います。
作者に似て、ハレンチな内容で面白かったです。
~巻末コメント部門~
ゆちゃ先生 の一人だけ画面を押し付けられてる感じのアイコンが、
ちいかわ感あって好きです。
くぅ~疲れました!
これにて感想終了です。
……いや、本当に疲れた、配信でやればよかった。
もうここでダラダラまだ語る元気ないっす。
感想を述べるってのも難しいですね、なんか失礼な気がしてきちゃって……
実際、僕の感想は失礼なんでしょうけど……
いっそ小説書いてる方が楽かも。
まぁ、僕は失礼な奴!!とか思わないので僕の作品への感想はどしどしくださいね?
また、今回は一作ずつという縛りのもとで行ったので触れられない作品がたくさんありますが、本当はこれも語りたい!って作品もそこには多くあったので少し残念です。
まぁ、Twitterとかで触れるかもしれませんが。
疲れましたが、久しぶりに創作ゥな記事を書けたので満足感はありますね!
需要はなくてもまた何か書きたいですね。
それでは!